![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=524x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/iffff3b7128f04f0a/version/1613381638/image.jpg)
今月からはじめる新たな取り組み
本稼働する前のトライアル期間に
モニターメンバーさんと話した中で
印象的だったことのひとつ。
『自分が何が好きかわからない』
フォトレッスンの時に私から、
好きだと思う場所やその瞬間に撮るよう
アドバイスを受け
「自分が何が好きかわからなくて
子どもの頃から好きなものを聞かれるのが苦手だった」
と、話してくれました。
私もそのことはよく覚えていました。
そういうタイプの方なのね、と
別の角度からのアプローチに切り替え、
それほど深く心に留めたわけではありませんでした。
ワークショップで再度その話が出て、
他のみなさんとも話した雰囲気から
"好き" がはっきりとしていない方って
結構多いのかもと感じました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=524x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/ida8e0c8bc2ddca5d/version/1613381624/image.jpg)
私は、「好き」が明確です。
人間なので「嫌い」なものやことに
フォーカスしてしまうこともたまにあります。
でもそれよりも、
「好き」の方に目を向けている時間が圧倒的に多い。
好き・嫌いがはっきりしているというより
「好き」と「好き以外」の境界線が
はっきりしているのだと思います。
大多数の「普通」と 少しの「嫌い」には
あまり目が向かない。
自分のそういう性格というか、性質?は
たまたま写真との相性が良かったのかもと
思うようになりました。
見た瞬間、1秒で伝わる写真が好きで
私が撮るのはそういうものがほとんどです。
(そう思わない方がいたらすみません)
だから単純な構成で、「好き」に目が向くように撮る。
むずかしいことはしないしその必要がない。
いわゆる普通の写真であり
それが私にとっては最上級です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=524x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/i8eba9caa995f4c58/version/1613381603/image.jpg)
「何が好きかわからない」と言っていた方
今では、自分の好きがわかってきて
あ、ここいいな!と
自然とシャッターを切ることが
多くなったそうです。
それって、日々過ごす中で「好き」という感情を持つ瞬間が
増えたということですよね。
綺麗事のような言い方に聞こえるかもと
思いながら書きますが、
人生がより幸せな方向に傾いたと言っても
過言ではないと思いました。
その他にもそういうことはいくつもあると思うけど
いま目の前にある「写真を撮ること」で
人生をポジティブな方に向けることができるなんて
これに関しては、自分ひとりで撮っているより
仲間といえる人たちと共有する方が何倍も楽しいはず。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=524x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/i09faeb1d3c01dbf9/version/1613381614/image.jpg)
今朝、占いのような読みものの中で
『「好き」がはっきりとしていて
「嫌い」なものの価値を否定するのとは違う。
それはあくまで自分の人生に必要なものを見極めるための感覚 』
と書いてあるのを目にして、このことを思い出しました。
私はまさにこれ。
自分は「好き」がはっきりしている一方で
「好きがわからない」という人もたくさんいる。
それはもちろん、
どちらがいいというわけではなくて
その違いを知って、「好き」を知る・見つける・残すということ
みんなで楽しみながらさらに深めていきたいなと。
新たにはじまるワークショップを前に
忘れないようここに書き記しておきます。