![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=525x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/i19e31636810d3573/version/1630998177/image.jpg)
日曜の夜、お風呂に入ろうとした時に始まった
テレビ朝日の『関ジャム』
「大ヒット曲に隠れたカップリング曲」特集
が始まり、お風呂時間は繰り下げました。
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CDシングルに "リード曲" とともに収録される "カップリング曲" 。
万人が聴いて「いい曲」と思うような
"売れ線" を狙うリード曲に対し、
カップリング曲ではアーティストたちが自由な表現を追求。
つまり、アーティストたちの "素顔" が見られるのだ。
「テレ朝POST」より
https://post.tv-asahi.co.jp/post-162874/
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アナログレコードでいうところの "B面" ですね。
サブスクが主流になった今、
"B面" や "カップリング曲" という
素敵な文化が失われている
と、番組内で語られていて、妙に納得。
表で見せる顔とは違う
裏の顔も魅力的なアーティストは多いと思うし、
いまだにCD派(サブスクではなく)の私としては
少し寂しい気持ちにもなったり。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=283x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/i70a9a5eb2a555383/version/1630998215/image.jpg)
写真においても、B面的表現を望む人は
割と多いように感じます。
「主役がこちらを向いてる写真ばかりじゃなくて
何気ない瞬間も撮れるようになりたい」
「いつも同じ撮り方ではなく
もっといろいろな表現ができるようになりたい」
と聞くことがあるからです。
・個人的にやりとりをする人
・SNSでそう言っている(書いている)のを見かける
・プライベートレッスンでのオーダー
などで、よく出会います。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=283x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/ic0def46694449758/version/1630998210/image.jpg)
それに対するアプローチは
人それぞれ異なると思うのでここでは割愛しますが
(自分に合っている方法を選んだ方がいい)
SNS時代の今、少し気をつけたほうがいいかも
と思うところがあるのでシェアしますね。
普段インスタグラムを中心に
写真をアップしたり、見たりしている人は要注意。
インスタの投稿の多くは
A面的写真を掲載されているように思います。
一度の投稿で10枚まで載せられますが
1枚目と、2〜10枚目にはかなり印象の格差があるから
インスタにおいては、1枚目だけを「見てもらえる写真」と
思っておいた方が良さそう。
1枚を投稿する(見せる)形である
インスタグラムは
CDで言うところの
"A面" "表の顔" "万人ウケ" "売れ線"
(ネガティブワードと感じた人にはごめんなさい)
に当てはまる写真が多く並んでいるように感じます。
いつもその中にいると、それが当たり前になり
自分の中のイメージ力が
育ちにくくなってしまうかもしれません。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=523x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/i0b860deb1c44bcda/version/1630998189/image.jpg)
イメージを広げるのに
インスタの写真がすべてではないし、
A面的な写真を多く見るだけよりも
他に目を向ける余白があってもいいのではと。
それは、必ずしも写真でなくていい!とも思っています。
インプット力の高い人って、すごく多いのです。
もちろんそれは素晴らしい能力。
ただそれを、日常的に無意識に
発揮してしまってる人もたくさんいる。
なぜこのことを書いたかというと
"誰かに影響を受けた写真" は、
そう書いていなくても伝わってくるので。
「どこかで見たような」「誰かみたいな写真」
を撮りたい人にとってはそこがゴール地点といえると思いますが
私が知る限り、そうではないという人が多いから。
自分だけのオリジナルの表現を
見つけられるのは自分自身。
私にはそれを、客観的なお手伝いや
こうやって感じたことを記すことしかできませんが
A面もB面も、その人の個性溢れる
瑞々しい表現の写真にもっと出会いたいから
続けていきます。
And minimal online photo exhibition
参加エントリー 若干名受付中(2021年9月30日まで)