![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=690x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/i855d1efedd1794f4/version/1597048156/image.jpg)
目の前に、これ好き!撮ってみたい!
というものがあるとき
どんな構図で撮ろうか?
角度や距離感はどうしたらいいのかと考える。
カメラというフィルターを通すと
身構えてしまったり
頭や体が硬くなる
構図が思い浮かばない
という人、いますか?
何をどう撮るか。
私は日々の暮らしの中で自然としている
「選ぶ」「決める」ことと
それほど変わりないと思っています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=495x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/ibc5c31bff8e60ede/version/1597048276/image.jpg)
出かける前、洋服を選ぶとき
お気に入りのシャツを決めたら
それに合わせてどのスカートにする?
シャツが柄物だから無地にしよう。
今日の靴下は短めだから丈は少し長めがいい。
バッグは靴と似た色にして統一感を出したい。
ブッフェスタイルのレストランでは
大きめのプレートにどう並べよう。
食べものの質感や色によって
量を決める、高さを出して盛りつけたり
それぞれの空間をどれくらいあけるか。
ソファーを新調したい時
部屋の壁と床の色を思い出して
それになじむ色にするか、
ワンポイントで反対色にしてみてもいい。
背もたれは高め・低め?
そこにクッションを置くなら
どの大きさにしよう、色と形はこれ。
たとえば楽しいお買い物の一日は
目に見えることに関して
たくさんの「選ぶ」「決める」をしています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=692x10000:format=jpg/path/sf083948174f69a4a/image/i951e39337f36b214/version/1597048287/image.jpg)
デザイナーやスタイリストの方だと
論理的に説明できるのかもしれませんが
こういうことは "感覚"で決める人が
ほとんどだと思います。
私もその一人です。
カメラを覗く時だけ
「構図はどうする?」と、
写真ならではの見方をするよりも
日常の中で、「選ぶ」「決める」みたいに
目の前のものの良さが活かせるよう
もっとよく見えるよう
切り取るのもいいのではないでしょうか。
構図を理論的に考える方が
合っている人もいると思います。
一番いいのは、自分に合う方法が
自分でわかっていること。
私は写真を撮るとき
構図だけはほとんど感覚で決めてます。
同じタイプの人がいたら、届くといいな。